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海はすぐそこ!

尾道駅を出ると飛び込んでくるのが向島。人や車を運ぶ渡船が行きかう光景はまさに瀬戸内!旅情が高まります。飛び乗りたい気持ちをぐっと抑えてまずは千光寺公園へ。
尾道で絶対に外せない、美しい街並みとしまなみ海道を一望できるスポットです。

もちろん歩いて登るのもお勧め!石段や舗装された細い道には行燈風の照明が並び、間を縫うように猫がするりするり――
夕方、ぽつぽつと灯りがともり始めたら絶好のシャッターチャンス!荷物を預けて登りましょう。
体力に自信がない方でも大丈夫。展望台近くまでロープウェイで楽々上ることができますよ。


白い展望台からしまなみ海道をぐるり

長江口から千光寺山山頂までロープウェイで約3分。
ぐんぐんと上っていく車中から徐々に青い島々が見えてきます。どっと沸く車内は親子連れから立派なカメラを構えた方まで様々。
眼前に新尾道大橋や遠く因島までが広がります。

ロープウェイを降りてすぐの丸い展望台はぐるりと360度の眺め。山側もあなどるなかれ、緑の中を新幹線が行きかいますよ。
この千光寺公園は展望台だけでなく市立美術館や除虫菊畑など見どころもたくさん。秋の菊は勿論春の桜も有名です。

除虫菊ってなあに?

蚊取り線香の原料に使われる意外な菊。ちなみに花そのままの状態では除虫効果はないそうです。
※写真は5月の様子

文学の小道から眺める「尾道」

ぐるっと回って、今度は徒歩で下ります。
緑に誘われるように細い小道へ。ここから千光寺境内に至る坂道は「文学のこみち」の一部。読書なんて興味がないという方にもぜひお勧めしたいコースです。
自然石に刻まれた25の文学碑はすべて尾道にゆかりのもの。彼らが愛した尾道を名文で楽しみましょう。
景色も抜群!木々の間から眺める街並は美しい!の一言です。

文学の小道で出会える作家は…

・徳富蘇峰 ・前田曙山 ・正岡子規 ・物外 ・十返舎一九 ・江見水蔭 ・志賀直哉 ・林芙美子 ・緒方洪庵 ・巌谷小波 ・山口玄洞 ・山口誓子 ・柳原白蓮 ・河東碧梧桐 ・竹田、竹下、伯秀 ・松尾芭蕉 ・中村憲吉 ・里謡 ・吉井 勇 ・古歌 ・小杉放庵 ・菅 茶山 ・頼 山陽


千光寺 赤と青と緑と白!

景色と名文を楽しんでいるうちに千光寺境内に入りました。
ここは尾道のシンボルともいえる名所。尾道にお越しの際はぜひ足を運んでみてください。境内から撮影した写真が観光ガイドブックなどで使われています。
「おぉー見たことある景色だ!」なんてそこかしこから聞こえてきたりして。
もちろん実物の方が素晴らしいことは言うまでもありません。

玉の岩伝説

昔、千光寺には夜になると光る岩があり、遠くからでもきれいに見えたため灯台としてありがたがられていたそうです。
噂はついに海を越え、外国からも譲ってほしいという声が上がるほど。そしてとうとう盗まれてしまったのです!
しかしその玉は盗人の手から転がり落ち、海の中へ…その玉が落ちた海を今でも玉の浦と呼んでいるそうですよ。
その玉があった場所には今はぽっかりと穴があいています。
どんな美しい珠だったのか見たかったですね!


朱で塗られた「本堂」

光を反射させ輝いていたといわれる「鏡岩」

かつての修行の場「くさり岩」かなりの難易度です

宝玉があった跡と言われる「玉の岩」

除夜の鐘で有名な「鐘楼」


猫の気分でお散歩

さて、名残惜しいですが次のポイントへ向かいましょう。この千光寺を麓をつなぐ道は「千光寺道」「千光寺新道」と呼ばれ、非常に趣のある「尾道らしい」通りなのです。
「うわぁ奇麗!」と思ったらその都度振り返ってみましょう。上り下りと視点を変えることでまた違った素敵な風景に出会えますよ。
…これは本当にお勧めです!

山頂から下って、三重塔が見えてきたら分かれ道。
まっすぐ行けば志賀直哉旧居に続く道。左に曲がれば通称「猫の細道」と呼ばれる路地に繋がります。
今回は冒険をする気分で左へ。
緑に包まれ、ぐねぐねと曲がる細い道です。おしゃれなカフェ、レストランや招き猫美術館など女性に人気の一角。
写真を撮る人で細い道が渋滞を起こすことも…おっと失礼!


おしゃれなカフェ。見晴らしもよさそう

ぐねぐね道はわくわくしますね。

カフェの入口に「猫石」が…拡大して探してみてね

ゆずりあって進みましょう

おや?猫がいっぱい?!


じっくり楽しみたい町

こちらはメジャーなルート「千光寺新道」
まっすぐ上って文学館巡り、古寺巡りコースへ出発することも!ぜひ出発前に駅中の観光案内書で市内観光MAPを入手してください。
尾道の魅力を満喫できる散策コースが掲載されています。
あなたは「文学コース」派?「古寺めぐり」コース派?体力に自信がある方は両方のコースをお楽しみください。
有名画家写生地の案内があるので絵心を刺激されるかも!カメラは勿論、スケッチブックを持って行きましょう。大傑作を生んでしまうかもしれませんよ?!

【映画の町コラム1】御袖天満宮の石段

尾道出身の大林監督はよくロケ地として使っています。
映画「転校生」でごろごろと階段を落ちるシーンが有名。この「ごろごろ」で体が入れ替わっちゃうのですね…
良い子の皆さんはまねをしないように!





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