
足立美術館の名園を守るのは、7名の庭師。足立美術館独自の作庭方法で管理されています。いつまでも変わらぬ情景を保つために松が生長しすぎると奥の山で育てている松に植え替え、白石は一年に一度水洗いをしているそう。また紅葉の時期には、職員全員で開館前に落ち葉の掃除を行うなど、名園はたくさんの人々の苦労によって維持されています。

滝の水が庭の渓流に流れこんできたように見える「亀鶴の滝」は、実は足立美術館と続きにある敷地ではなく、道を挟んで借景となっている亀鶴山にあります。昭和53年に作られた高低差15mの人工滝は、全康氏の作庭への強いこだわりが生んだもので、時が経て滝の周りの苔などがなじみ、美しい情景を織り成しています。

